示談交渉示談交渉を弁護士に頼むメリットは
示談金を適正な金額にできる
目次
Q 示談がまとまらないです。示談交渉を弁護士に頼むとまとまりますか?
弁護士に示談交渉を依頼すると、示談がうまくまとまることがあります。
被害者が示談で合意できない理由として、示談金が適正金額か分からないという事情があると思います。
示談金の適性金額は、基本的には民事裁判で認められる金額が基準となります。弁護士は、民事裁判で認められる金額を調査できるうえ、立証の見込みなども分かります。そのため、弁護士であれば、被害者に対し、示談金額を説得的に説明でき、示談がうまくまとまることがあります。
また、加害者、被害者が直接交渉すれば、感情のもつれで示談ができていないこともあります。第三者である弁護士が交渉すれば、冷静な話し合いが期待でき、示談がうまくまとまることがあります。
弁護士は示談に慣れていますので、多面的な角度から事件解決の案を提案できます。それによって、示談がうまくまとまることもあります。
Q 被害者が示談交渉を拒否しています。弁護士なら示談交渉してもらえますか?
弁護士が間に入ることによって、被害者が示談交渉に応じてくれることもあります。
被害者が示談交渉を拒否している理由は様々です。性犯罪の被害者等、加害者と話すことに恐怖を持っている方もいます。そのような場合には、第三者である弁護士が示談交渉することによって、被害者が示談交渉に応じてくれることがあります。
また、加害者に対し激しい怒りを持ち、加害者と話を一切したくない被害者もいます。このような場合には、第三者である弁護士が間に入り、冷静な対応を心掛けることで被害者が示談交渉に応じてくれることがあります。
特に、弁護士は司法試験に合格した高度な法律の専門家であり、弁護士法により厳しい職業倫理が求められる職務を担っています。そのため、このような弁護士の職務への信頼性から、弁護士であれば示談交渉に応じてくれる可能性が高くなります。
Q 被害者の連絡先がわからず示談交渉できません。どうしたらいいですか?
被害者と加害者が見知らぬ人同士である場合、基本的に警察・検察は、被害者の連絡先などを加害者本人や加害者の家族には教えてくれません。
しかし、加害者に弁護士が付けば、検察官が、被害者に加害者側と示談をするつもりがあるか確認してくれるのが通常です。そして、被害者が承諾すれば、検察官が被害者の連絡先を弁護士に教えてくれ、示談交渉を始めることができます。
中には、相手が弁護士でも示談交渉は一切したくない、という被害者もいますが、検察官を通して、加害者側の謝罪文を被害者に送ることなどにより、示談交渉に応じてもらえるようになることもあります。
Q 暴力団風の人とトラブルになっています。弁護士に示談交渉を頼めますか?
どんな相手であっても、弁護士に示談交渉を頼むことができます。
暴力団風の人とご本人様で直接交渉されると、たとえば、怖い気持ちから不利な条件で示談させられることがあります。また、示談の金額よりも、そのような暴力団風の人との間のトラブルからの解放を望まれていると思います。
弁護士が示談交渉を代理すれば、暴力団風の人からご本人様に直接連絡が行くことを防止できます。また、弁護士は、刑事告訴や仮処分に精通していますので、暴力団風の人から何か被害を受けた場合に対処できます。
トラブルは、当事者の合意で解決しなければ最終的に裁判で解決するのが法治国家の決まりです。暴力団風の人による脅しや独自の考えによる解決よりも、弁護士であれば裁判による解決に持って行くことができるので、トラブルの最終的な解決にもつながります。
Q 多額の慰謝料を請求されています。示談交渉を弁護士に頼むと減額できますか?
弁護士に示談交渉を依頼すると、適正な金額まで慰謝料を減額できることがあります。
示談とは、民事事件を、民事裁判ではなく当事者の合意によって解決する方法です。また、示談の成立は刑事事件の量刑などに影響します。
多額の慰謝料の請求は、お金の問題であり民事事件です。したがって、最終的には民事裁判で認められると考えられる金額が適正金額の基準となります。
そして、上記の基準に、次のような事情を踏まえて、実際の示談金額が決まることが多いです。
民事裁判の金額よりも高くなる事情としては、次のようなものがあります。
警察・検察が介入する刑事事件に関わる紛争の示談では、刑事処分への影響があることから、民事裁判の金額よりも高くなることがあります。刑事処分が決定するまでには時間的制限があるので、できる限り早く示談する必要があり、民事裁判の結果を待つことがしづらいからです。
他方、民事裁判よりも金額が低くなる事情としては、次のようなものがあります。
民事裁判で判決を得ても強制執行で回収できないリスクを考えて、民事裁判の金額よりも少額になることもあります。
更に、民事裁判になると、弁護士費用、時間や労力、心理的な負担があるため、示談で終わらすために金額を妥協する必要もあります。
金額が高くなる、又は、低くなる共通の事情としては、次のようなものがあります。
民事裁判で認められる金額には幅があります。実際の民事判決で、予想していた金額よりも、大幅に減額、又は、加算されるリスクに備えて、相手と折り合う金額で終わらせることもあります。また、後に禍根を残さずに円満に事件を終わらせたいために、金額面での妥協をすることもあります。
以上から何が言えるかというと、弁護士であれば、上記のようなことを踏まえて示談交渉を行ないます。弁護士は民事裁判で認められる慰謝料の相場を調べることができます。民事裁判での立証の問題を踏まえ、実際の判決の見通しを立てることもできます。民事裁判、強制執行となった場合の被害者側に不利な事情も適切に説明することができます。
被害者からすると、適正な金額が分からない、又は、基準を知らないことで、あいまいな知識から高額な慰謝料を請求しているケースもあります。また、仮に、被害者が「高額な慰謝料を請求しても加害者は払うに違いない」と考えていたとしても、適正な基準に準拠して、民事裁判になった場合に実際に対応し得る専門家の弁護士から、説得を受ければ、応じやすいでしょう。
代表弁護士紹介
カスタマーレビュー
迅速な弁護活動のおかげで、示談成立。適切な会社対応で、今まで勤務していた会社に戻れた。
by 死亡事故を起こしてしまった方のご家族
★★★★★
■年■月上旬に息子が会社の帰宅中、自家用車を運転中に携帯電話にメールの着信があり、メールの内容を確認した際に前方確認を怠り、同方向へ進んでいた自転車に後方から追突してしまいました。自転車を運転された方は脳挫傷の怪我を負い、数時間後にお亡くなりになりました。
息子から事故の一報を受け、救急車の手配、警察への連絡を既に行ったことは確認できましたがそれ以降は何の音沙汰がありませんでした。息子は現行犯で逮捕され、最寄りの警察署に勾留されていました。
私共夫婦は、翌日に被害者のご家族へ謝罪することができましたが、今後、息子がどのような状況になるのか解りませんでしたので「アトム法律事務所」へ相談しました。
今回、息子の弁護を野根弁護士が引き受けて下さいました。早々に息子と接見して頂いたり、息子が勤務した会社の上司へ面会して下さったり、その報告を随時連絡して頂きました。野根弁護士は息子と何度か接見して頂いており、息子も精神的に落ち着くことができたと思います。また、息子と頻繁に面会することができない私共夫婦にとってはその報告がとても助かりました。
勾留期間の延長に対し、勾留延長決定に対する準抗告を行って頂き、息子は保釈できました。国選の弁護士では保釈請求の手続き等は自ら進んで行わないと聞いています。
■月中旬に公判が行われ、判決は量刑に執行猶予が付くことになりました。息子は現在、今まで勤務させて頂いた会社で就業しています。被害者ご家族への償いの気持ちを忘れずに息子が早く自立し、今後の生活を営むことを見守りたいと思っています。
本当に野根弁護士はじめアトム法律事務所のスタッフの皆様へ感謝いたします。
様々な状況で難航した示談交渉を粘り強くまとめてくれたので、普通の生活に戻れた。
by 暴行事件を起こしてしまった方ご本人
★★★★★
自分は悪くない、でも法律上は暴行罪に該当。では相手は何故突き飛ばしておいて不問なのか?証拠もなければ私の主張を客観視できる目撃者もいない。罰金を払いたくないのではなく、不合理な状況に対処法がわからない時にアトムさんを知りました。
担当の野尻先生は、冷静かつ傾聴の姿勢で接して下さり、コミュニケーションを大事にして下さいました。様々な状況で難航した示談もまとめて頂き、普通の生活に戻れました。
おかれている状況を客観的に判断し、より良い状況に導いて頂いたと深く感謝しています。有難うございました。
弁護士先生が接見に来てくれた時は地獄に仏と思った。釈放、示談、不起訴、社会復帰のすべてを実現
by 痴漢事件を起こしてしまった方ご本人
★★★★★
酩酊したまま警察署で事情聴取され一旦自宅待機させられたときにアトム法律事務所24時間受付の方に刑事弁護について相談させて頂きました。
そして約2時間後の朝7時、逮捕・拘留され、約5時間におよぶ事情聴取、全く時が進まない留置所の生活が始まりました。もう人生終わりだ…。と思った夜の8時30分、永田先生に接見して頂きました。(地獄で仏)
「検察に訴えて拘留を阻止…。不起訴になるよう示談し、告訴を取り下げて…。一刻も早く社会復帰ができるよう…。」信じられないような言葉の数々、しかしそれらをすべて迅速に実現して頂きました。
今、こうしてこれまでどおりの社会生活を送れるのは、アトム法律事務所および永田先生のおかげです。心底から自身の過ちを反省し、日々自分の言動に細心の注意を払って生活して参ります。
本当にありがとうございました。
処罰感情の強い被害者に対して、粘り強い交渉で示談成立。被害届は出されず、事件化せずに無事解決。
by 盗撮事件を起こしてしまった方ご本人
★★★★★
被害者の処罰感情がとても強く、事件化は避けられないと思っていました。
2ヶ月の期間の末、示談が成立し、被害届も出されることもなく終わり、とても感謝しております。
これからは、家族のため一生懸命働いて、償っていきたいと思います。
刑事事件に強い弁護士が、遠方の被害者との迅速な示談交渉で前科がつかなかった。会社対応も安心。
by 強制わいせつ事件を起こしてしまった方のご本人
★★★★★
この度は本当にありがとうございました。野崎先生には本当に感謝しています。1週間後に警察署に来るように言われ、とても不安で何か相談できないかとインターネットで見たのがアトム法律事務所でした。福岡にも事務所があり、刑事事件に強く、職場などへの対応も考慮していることから、かなり安心感がありました。
警察署に行き、逮捕され、これから長い取調べの日々が続くかと苦痛でしたが、野崎先生が被害者様との示談を急いで下さり、また警察署と事務所も遠いのにすぐに来て下さり、想像以上に早く出てくることができました。遠方の被害者様のところにもすぐに行ってくれて本当に助かりました。アドバイスもとても参考になりました。取調べの時もしっかり守ることができました。本当にありがとうございました。
弁護士先生の「本当に助けてあげたい」という熱意・人間味に感動。丁寧に説明・対応してくれた。
by 強姦未遂事件を起こしてしまった方のご家族
★★★★★
突然の息子の逮捕の一報を受け、パソコンから様々な弁護士事務所を検索・調査した結果「刑事事件に強い!」「24時間受付」から翌朝電話しました。
私としても勿論すべてが初めてのことで何をしていいのか全く分からないのを、1つ1つ丁寧に説明・対応して下さいました。
特に驚いたと言いますか、感動したのは、先生方の「本当に助けてあげたい」という熱意・人間味です。
お蔭様で息子は示談成立、不起訴となりました。
先生方は息子の将来、希望、夢、光すべてを不可能な領域から全力で与えて下さいました。親共々感謝という一言ではとても終わらせられない、とても大きな感情を持ち続けていくと思います。
本当にありがとうございました。
粘り強い示談交渉で困難と思われた執行猶予付き判決を獲得。保釈中の生活面も適切に助言してくれた。
by 詐欺事件を起こしてしまった方のご家族
★★★★★
息子の突然の逮捕、勾留と何も解からず不安な毎日の中、野根先生には常に親身になり対応して頂き、息子も私も大変感謝致しております。難しいと思われていた執行猶予付き判決も頂き、被害者の方々への示談交渉や、保釈中での生活面等を適切に助言をして下さいました。
今は息子も仕事に従事し懸命に前を向き頑張っております。日々平凡な家族での生活に感謝し、これからも過ごして行きたいと思います。
野根先生を始め、アトム法律事務所の方々のご健康とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
野根先生、有難うございました。
今の状況や今後の処遇について丁寧に説明してくれたおかげで慌てずに対応できた。会社にも残れた。
by 窃盗未遂事件を起こしてしまった方ご本人
★★★★★